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事例紹介

お客様にご満足いただけた
事例紹介

CASE.1蒸着材料編
お客様ご要望の混合物材料の製作
単一材料で実現できない屈折率や吸収率などの特性変化を狙い複数の無機材料を組み合わせた混合物製作のご要望を日頃よりお客様からいただいております。
しかしながら各材料により焼結性の有無、熱収縮するもの、熱膨張するものなど性質は様々で単一材料よりも焼結時のクラックなどが発生しやすくなります。当社ではそれらの各材料の性質を踏まえた上で調整を行い蒸着材料として取り扱いやすい形状(ペレット、顆粒)に仕上げさせていただきます。
CASE.2受託成膜加工編
デリケートな基板の搬送に関するご提案

受成膜加工のご依頼をいただく際にご支給いただく基板の種類は強度のあるSiやガラスの場合もあれば成膜後はすぐに丸まりやすいフィルムシートなど多岐にわたります。

ウエハ状の基板については専用の基板ケースが準備されていることが多く納品時の搬送には困りませんがフィルムシートなどは専用の基板ケースというものはあまり見当たりません。

当社では試作段階なので基板がお手元に先ずは届けばよいというお客様には安価なクリアケースに貼り付けての簡易な梱包、より慎重な搬送を望まれるお客様にはSUSの板枠に挟んだ状態での梱包とするなど必要なご要望に応じて対応させていただきます。

よくあるご質問

蒸着材料に関するご質問
Q.見積り依頼時に提供すべき情報は何でしょうか?
ご要望される材料の形状(サイズ)、数量を先ずお知らせください。
Q.少量からの購入も可能でしょうか?
一個からでも製作は可能です。
Q.形状(サイズ)の指定は可能でしょうか?
保有の金型にて対応可能な形状かどうかを先ずお調べさせていただきます。
保有の金型では対応不可の場合、金型からご用意することも可能です。
Q.ホームページ、カタログに載っていない物質、組成のリクエストは可能でしょうか?
先ずはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。(毒劇物類はお断りする場合がございます。)
受託成膜加工に関するご質問
Q.どのような蒸着方法による成膜が可能でしょうか?
保有の真空蒸着装置ではEB(電子ビーム)蒸着、抵抗加熱蒸着による成膜が可能です。
その他の蒸着方法による成膜もネットワークを利用して仲介可能です。
Q.見積り依頼時に提供すべき情報は何でしょうか?
成膜する物質、成膜する膜厚、成膜する基材(基板)の種類、形状(サイズ)、数量を   先ずお知らせください。
Q.最小の見積りの単位はどのようになるでしょうか?
1回の蒸着(1バッチ)単位にて成膜費用を算出しますので最小見積り単位は1バッチからとなります。
Q.どのような材質の基材(基板)に成膜可能でしょうか?
ガラス、樹脂、金属、セラミックスなど様々な素材に成膜が可能です。
例えば形状が同じ4インチウエハの場合、ガラスウエハと金属ウエハを同じバッチで成膜することも可能です。
受託焼結加工に関するご質問
Q.見積り依頼時に提供すべき情報は何でしょうか?
焼結させたい物質の種類、焼結後の形状(サイズ)、数量を先ずお知らせください。
Q.受託焼結加工の大まかな流れは?
お客様からご支給の原材料→成形(ペレット状など)→焼結、焼成→梱包、出荷となります。
※研究論文のトレースが目的の場合など、成形条件、焼結条件をレポートさせていただきます。
Q.支給する複数の原材料の混合からの依頼も可能でしょうか?
ご支給いただいた複数の原材料をご指示いただいた比率(wt比、mol比など)にて混合撹拌し成形→焼結の対応が可能です。

用語解説

蒸着材料 蒸着材料とは真空環境下において加熱、蒸発(昇華)させることにより薄膜を形成する材料です。 真空蒸着法による電子ビーム(EB)蒸着、抵抗加熱蒸着などの方法によって主に使用されます。
真空蒸着法 光学薄膜の成膜方法で最も用いられている方法であり高融点の金属酸化物から低融点の金属フッ化物、金属など幅広い物質の成膜が可能です。
電子ビーム(EB)蒸着法(真空蒸着法の一つの方式) 高出力ので電子ビームを蒸着材料に照射することにより高融点の金属酸化物の成膜が行なえる。多点式ハースライナー(ルツボ)を用いれば複数材料の成膜や多層膜成膜も可能です。
抵抗加熱蒸着法(真空蒸着法の一つの方式) 真空蒸着法が始められた当初は抵抗加熱蒸着法が主流であった。低融点のフッ化物材料などを熱衝撃に弱い物質には現在でも有効な蒸着法です。

お問い合わせ

当社製品についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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